HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

夏休みイベント第一弾:10ヵ月ぶりの湯船

5月28日で学校が終わり、夏休みが始まった。コロナウィルスがまだ発生していない数少ない国であるマーシャル。子供の学校では最後まで授業ができたし、発表会など人が集まるイベントも屋外で開催できた。卒業式は、政府からの発令ですべての学校で中止するように言われたので、代わりに別の場所で開催された。学校ではなく、プライベートパーティーとしてならOKらしい。


6月から8月中旬までの約2か月ちょっとある長い夏休みが始まった。ここ数年は、こちらの学校が終わったらすぐ日本に帰国して、日本の学校に体験入学させてもらい、日本で夏休みを楽しんでいた。今年は誰もがそうだけれど、例年のようにはいかない。まず飛行機がないし、一度マーシャルから国外に出ると、入国制限があるため8月にまた戻ってこられる保証もないので、今年の夏休みはマーシャルで過ごすことにした。

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裏海で弟に水泳教室をするハル


マーシャルにはスーパーと海ぐらいしか出かける場所がない。普段から会社・学校と家を往復する以外に出かけるとしたら、スーパーで買い物するぐらいで、家で過ごす時間が多い。日本にあってマーシャルにないものは、書店、ショッピングモール、コンビニ、ラーメン屋、寿司屋、ファーストフード店、ケーキ屋、パン屋、薬局、プール、美術館、遊園地…など。1年に1回、これらを日本で楽しみたかったけれど、もうしばらくお預けだ。日本にいる家族に会えないもの寂しい。しかし、ないものねだりをしていても仕方ない!この夏の帰国は、潔く諦めよう。


マーシャルでの夏休みをどう過ごすか、初日に子供と一緒にやりたいことなどいろいろアイディアを出してみた。夏休みイベント第一弾は、湯船!家の雨どいの掃除をしたら、雨水がよく溜まるようになって貯水タンクが満水になったので、贅沢にお風呂に湯を張ることにしたのだ。いつもは水がもったいないので、シャワーのみ。我が家の給湯機がお湯を一度にたくさん作れないので、鍋で沸かしたお湯も何度か追加して、30分ほどで浴槽に半分のお湯が張れた。昨年7月に日本で入って以来だから約10ヵ月ぶりの湯舟に子供たち大喜び。元々お風呂好きなコウは「気持ちいい~。天国みたいだ~」と言って入っていた。夏休み、子供たちと楽しい思い出をたくさん作るぞ!