HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

サッポロイチバンよりおいしいラーメン

マーシャルではラーメンが老若男女問わず人気で、アメリカのサッポロイチバンラーメンがマーシャル人の食生活にすっかり定着している。安くてすぐ食べられるのがいいのだと思う。朝・昼・夜、いつでも食べている。ほとんどのマーシャル人は、袋に直接お湯を注ぎ、スープがこぼれないように器用に持ちつつ、フォークで袋から直接食べる。

アメリカのサッポロイチバンラーメンは、日本で販売されている袋ラーメンとは質も味も別物。添付のラーメンスープの味が薄く物足りないので、ケチャップやタバスコを追加でドバドバとラーメンに入れて食べるのが、マーシャル流。レストランやカフェでもマーシャルでは必ずラーメンがメニューにある。みんなが食べたがるのだと思う。レストランではサッポロイチバンにチキンや野菜を入れて、鍋で調理したものを出してくれる。

アメリカ経由のサッポロイチバン

サッポロイチバンは子供がスナック代わりに、ラーメンの麺を砕いてそのままボリボリと食べていることもある。砕いた麺にクールエイドという添加物たっぷりなジュースの粉をふりかけて食べたり。絶対美味しくないだろうと思うけど、子供たちは「おいしい、おいしい」と食べている。よほどお腹がすいているのかな。


先日コウが家にクラスの男子二人を連れてきて遊んだときに、ランチを出すことになった。コウが「みんなが学校で、サッポロイチバンラーメンはすごくおいしい。ベストラーメンだって言ってた。だから今日は日本のラーメンを食べさせたいから作って!」とリクエストしてきたので、日本の袋ラーメンで味噌ラーメンを作って出した。

使ったのはこれ
味噌ラーメン

日本のラーメンだよ、と出すと恐る恐る食べ始め、すぐにニコリ。おいしいと言って完食した。「サッポロイチバンと全然違うな。」と言っていたそうで、期待した通りの反応が返ってきて、コウも満足していた。