HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

誕生日会は無人島でキャンプ

夏休み明け、コウの幼馴染で親友の子から誕生日会に誘われた。それが無人島一泊キャンプのお泊り誕生日会。コウは自宅が一番が好きというタイプなので、参加するかな?と私は思ったけれど、「親友の誕生日会だから、これは必ず行かないと。友情を示さないといけない。」と言って、出かけて行った。熱い友情だね。


当日、指定された時間に港に行くと親友の子とその親戚が既に集まっていた。招待されたクラスの男子も数名いて、子供は7人、大人が10人以上。親友の子とは小さい頃から同じクラスで友達なので、お互い家族ぐるみで知っている家族。泊りで大丈夫かしらと心配する私の気持ちを見越したのか、「子供たちをちゃんと見れるように大人を多くしたから、大丈夫。安全には気を付けるから。きっと明日、コウはまだ帰りたくないと言って戻ってくるわよ!あっはっは!」とおばあちゃんに言われた。みんなボートに乗って、島に向けて出発。私は港で見送り。

無人

コウによると、島は親友の子の親族が所有する島で、2階建ての建物が1軒あり、雨が降ったら避難できるし、夜はその建物のベランダでマットレスを敷いて寝たとのこと。風がずっとビュービュー吹いていて、暑くなく、夜は風の音がうるさいぐらい。2日間ずっと海で遊んでいたそうだ。海で泳いだり、カヤックに乗ったり、ヤドカリを割って中身をエサにして釣りをしたり、夜はキャンプファイヤーもした。翌日の夜にコウが家に帰ってきたときは、これまでで一番日焼けした状態で真っ黒に。2日間海で遊んで、日焼け止めの塗り直しをしなかったらしい。さすがに疲れたのか、ヘロヘロで帰ってきて、ご飯を食べてすぐ寝てしまった。楽しい思い出となった誕生日会だった。

キャンプファイヤー
カヤック