HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

夏休み:友達と家でプール&花火

夏休み第1週目、ハルとコウの友達を家に呼んで遊んだ。午後から来てもらって、たっぷり遊んで夕飯を我が家で食べて、午後8時頃に家に帰るプラン。中学生のハルたちは、本当はスリープオーバー(お泊り会)をしたいみたいなのだけど、そうなると明け方まで起きておしゃべりしたりして、色々とこちらも大変になるので、最近は夕飯食べて帰るプランにすることが多くなった。そのほうが親御さんも安心だろうし、気軽に呼べるしね。

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裏海


ウチの子が暇なのと同様に、友達もみんな暇を持て余しているようで、呼べば喜んで来る。最近は貯水タンクに水がたくさんあるので、コウたち小学生のために庭にビニールプールを出して、水遊びをすることにした。家に呼んだコウの親友Iくんの保護者は50代で、仕事をバリバリしているおばあちゃん。いつも明るくてパワフルで、英語でマシンガントークするマーシャル人女性だ。Iくんをお誘いするとき、おばあちゃんの携帯に「プールで水遊びするから、着替えを持たせてね」とメッセージを送った。


プールに水を入れて、外で水遊びの時間になった。Iくんに着替えは?と聞くと、着替えは持ってないという。Iくんのバッグを見ると、なぜか石鹸と垢すりタオルが入っていた。これって、お風呂セットでは。

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石鹸とタオル

マーシャル語では「水遊び・海水浴」も、「水浴び・お風呂に入る」も同じ”tutu”という一つの単語。マーシャルではどちらもほぼ同じ行為、という感覚なのだと思う。だからお風呂セット持たせたのかな?とか、これはプールの後お風呂も済ませてくるようにという意味?とか、あれこれ推測したけれど、まあいいかと、真相は不明。とりあえず、Iくんにはコウの着替えを貸して、一緒にプールで遊んだ。


庭で夕飯を食べた後、花火をした。花火は航空便や船で簡単に輸入できるものではないから、マーシャルでは売っていない。しかし、最近リタに花火を売っている店があると聞いて、わざわざ行って買ってきた。マーシャル育ちのハルの友達は、12歳にして初めての花火。子供たちにとって、嬉しい夏休みの始まり。

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花火