HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

一時帰国2015

久しぶりの更新です。5月から7月まで約3か月間、日本へ一時帰国していました。今回は友人の結婚式に出席するため、ハルカの学校を1ヶ月早く切り上げて帰国。介も一緒に日本にいた5月中は、結婚式、親戚の家、お墓参り、旅行など予定が盛りだくさんで過ごし、6月からは介は先にマーシャルへ帰り、私と子どもたちは日本に残った。
マーシャルの学校は6月から8月上旬まで夏休みなので、ハルカは昨年同様に、日本の小学校へ体験入学で通わせてもらった。昨年と同じクラスに入れてもらい、仲良しのお友達も既にいたので、安心して楽しく通うことができた。担任の先生によると、初日からクラスの仲間に溶け込み、言葉遣いも丁寧だし、遠い外国で暮らしているとは思えない、と褒めていただいた。通い始めの頃ハルカは「授業も、友達と話すのもぜーんぶ日本語だけっていうのが嬉しい!」と話していた。やや心配だった国語の勉強にもちゃんとついていけたようだったので、この1年マーシャルで通信教育で勉強してきた甲斐があったね、とハルカの努力を褒めた。小学校へは7週間通い、ハルカの国語力が大いに上がったことはもちろん、遠足にも行ったり、お友達との交流も多くあり、今回も貴重な経験をいろいろとさせていただいた。「日本に友達がいるし、私の学校もある」ということは、ハルカの中で大きな糧となると思う。
2才半のコウも、日本にいる間に言葉がぐんと増えた。家にいても外に出ても聞こえてくる音がすべて日本語、という環境が良い刺激になったようだ。自分から近所の方に「おはよーございます!」や「こんにちわ!」と挨拶をしたり、バスで出会った方に話しかけたりしていた。ますますおしゃべりが増えて面白い。マーシャルにいると車で移動が主になるのだけれど、日本ではよく歩くし公園で遊ぶことも多く、身体をたくさん動かすことができて良かった。電車や路線バスに乗れたことが嬉しかったようで、電車好きに拍車がかかった感じ。
今年は長めに日本を満喫して、マーシャルへ戻ってきた。またここから始まる1年。日本で普通に生活していると、マーシャルでの生活は夢だったのではないかと思えてしまうほど、日本とは違う世界での暮らし。日本に帰ったからこそ、マーシャルのステキな点に気づくことがある。その気づきを忘れずに、マーシャルならでは体験を楽しんで、さらなるマーシャル通を目指したいと思う(笑)。

↓動物園にも行った。