HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

放課後

コウもたまに仲間にいれてもらう

昨年からハルカの学校の友達をときどき家に呼んで、放課後一緒に遊んでいる。学校は私立なので、どの子も親か親戚が車で送り迎え。住んでいる地域もリタからローラまで広範囲に及ぶ。子どもの数が多いマーシャルでは、それぞれの子供たちは家に帰れば兄弟がたくさんいたり近所にも子どもはたくさんいるので、遊び相手には困らない様子。放課後に学校の友達とわざわざ遊ぶ約束をすることは、あまりないみたい。結局遊んだあと、車で家まで親に迎えにきてもらわないといけないので、親同士が顔見知りで連絡先をわかっていないと実現できない。
我が家はたいてい、ハルカが仲良くしているマーシャル人の女の子を2人呼んで、一緒に遊んでいる。一番最初に呼んだときは、「こんな家初めて!!」と興奮してハイテンションで大騒ぎ。怪我でもするんじゃないかと思うほどのテンションで監視役の私も大変疲れたのだが、最近は少し慣れてきて、相変わらずテンションは高いが女の子らしくメイクやお姫様ごっこなどをしてわりと落ち着いて遊んでいる。といっても外で水風船で遊んだら、いつのまにか水かけごっこになってみんな全身ずぶ濡れになってしまったが。我が家には日本のおもちゃもたくさんあるので、見たことがないおもちゃがいっぱいの家に興奮するようだ。
先週は日本から持ってきた、水でできる塗り絵に興味を持って、何度もやっていた。コウのおもちゃなのだが、水の入ったペンで塗ると色が付き、乾くと色が消えるというのに驚いていた。そうだよね、こういう日本の技術って、おもちゃでもすごいと思う。女の子たちが一番楽しそうに遊んでいたのは、ドレスに着替えてお姫様ごっこ。結婚式をすると言いだし、一人が花嫁役になっておごそかに結婚式を始めたので見ていたら、花嫁は赤ちゃん連れ。それを途中でお腹に入れて妊婦の花嫁になり、式の途中で産気づいて病院に駆け込み、入院して帝王切開で生まれるという展開に。「二人目のベビーが産まれたわ!」だって。2年生でその発想、すごいね。