HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

ピアノ男子~始めて3ヶ月

1年生のコウがピアノを始めてから、3ヶ月が経った。姉もやっている習い事だし、この子にもやらせてみるかと試しに始めてみたところ、意外と本人がピアノを楽しんで弾いていて、どんどん進んでいる。最初の1ヶ月は週1回のレッスンで、翌月から週2回のレッスンにした。当初はお試しでやらせていたこともあり、週1回で十分だと思っていたのだけれど、先生がコウを気に入って週2をオススメされたので、やる気と時間のある低学年のうちに、進めるだけ進んでおくのもいいかなと思ったのだ。


レッスンを週2にしたら、進みがすごく早くなった。宿題の曲をレッスン日までに家で練習して、レッスンでまた新しい曲を習う、という繰り返しなのだけれど、家に帰ると毎日自分から練習しているので、宿題の曲は弾けるようになっている。既に弾けるようになった前の曲をほぼ暗譜していて、それをスラスラと弾くのが好きなようで、練習の合間や暇なときによく弾いている。自然と復習しながら進んでいるので、それもいいことだと思う。


私はそばで練習を見ているときもあれば、家事をしていて見ていないときもある。本人にとって、なるべくピアノがずっと楽しいものであるように、イヤイヤ続けることがないように、ということだけ気を付けている。先生も褒めて伸ばしてくれるタイプなので、ハルもコウも楽しく続けられている。


日本人はピアノを何年も習っていたことがあって自慢できるぐらい上手な人でも、気軽に人前で弾いてくれる人は少ない。練習していないとか、本物のピアノじゃないとキーボードじゃ無理とか、楽譜が必要とか、謙遜とか、とにかく完璧主義の傾向があるように思う。それに比べると、マーシャル人やアメリカ人はそんなに上手でなくても気軽に人前で楽器を弾いている。大人になったときに、気軽に楽しめることが一つでも多いほうがいい。その一つがピアノになってくれたらいいなと思う。

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今週の練習曲はキラキラ星