HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

それぞれの新学期

ビーチで遊ぶ

日本で楽しい夏休みを終え、8月上旬から新学期が始まった。ハルカは5年生に、コウはプリキンダーに進級。こちらの学校では6年生からは中学生になるので、ハルカは今年が小学校最後の年になる。気がつけば、娘がマーシャルで小学校を修了することになるとは!ハルカの今年の担任の先生は、新しく来た南アフリカ育ちのアメリカ人女性。前任はサウジアラビアのインターナショナルスクールで10年教えていたそうで、パワフルで明るいベテラン先生。カリキュラムや指導方針も保護者にしっかり説明してくれるし、英作文に重点を置いた授業を毎日楽しくやっていて、今年はいい先生に恵まれて本当に良かったと思う。コウは昨年と同じフィジー人の先生。仲良しの双子の男の子も一緒で、新しく入った中国系の男の子1人も仲間に加わり、男子4人でいつも遊んでいる様子。1クラス28人ほどいる中で、男の子はこの4人だけ。すっかり強い女の子たちに支配されているクラスのようだ。
私は今年の2月頃から、ハルカの学校の中学生・高校生の日本語教育に携わるようになった。きっかけは、学校に日本語教師が不在になってしまったため、日本語授業が打ち切りとなり、それでも日本語の勉強を続けたいと言う生徒がいたので、放課後に日本語クラブを作って顧問をしたのが始まり。日本語教師の経験もないので大変だったけれども、助けてくれる人もたくさんいたおかげで、日本語クラブは充実した活動になった。5月には日本語クラブの生徒たちが、日本語スピーチコンテストに参加し、毎日スピーチの練習を指導して、この頃が一番多忙だった。ボランティアの域を超えた労働量だったけれど、それ以上に喜びや私が得られたものがあったので、とてもいい経験になった。おかげでブログ更新もすっかり滞っていました...。
新学期からは日本語教師の方が赴任されたので、日本語授業が再開された。日本語教師が不在の期間に日本語を次につなぐ、という私の役目は果たしたのだが、校長先生から引き続き日本語のサポートをしてほしいと言われたことと、私が少しでも役に立つのであればお手伝いしたいと思い、現在は週2〜3回日本語授業で先生のお手伝いをしている。日本語クラブを通して顔見知りの生徒もいて、彼らに日本語を楽しく学んでほしいし、少しでも伸ばしてあげたいなと思う。私もお役に立てるように日本語の勉強をしなくてはいけない。


↓マーシャルは、やっぱり海!