小さなピアニスト
コウが1年生になってピアノを習い始めた。ハルも1年生から、学校の音楽の先生の個人レッスンで習い始めた。ハルの先生から、コウもやってみる？と言われて、試しに始めてみることにした。最近は家にいて暇になるとすぐゲームをやりたがるので、ピアノを練習する時間は十分とれると思ったからだ。本人はやる気満々という感じではなかったのだけど、初めての本格的な習い事。
ピアノを習うということは、これから家で練習させないといけない。いわれなくても自主的に練習できるようになるまで、親にもそれなりに覚悟が必要な習い事だと思う。練習を嫌がるかなーと思っていたら、意外なことに毎日自分から練習している。性格がまじめなのか、姉がピアノを弾く様子を赤ちゃんの頃から見ていたからなのか、それとも「ゲームをするなら宿題とピアノ練習を終わらせてから」というルールを作ったからなのか。先生によると、レッスン中も気が散ることなく椅子にちゃんと座っていられるし、楽譜をみて弾こうとしているから進みも早いとのこと。まだ２回しかレッスンをしていないのだが、先生から早くも「小さなピアニスト」と呼ばれている。いいところを褒めて伸ばしてくれる先生なので、褒めてもらえてコウも嬉しいみたい。ハルも家でコウの練習をみてくれるし、出だしは好調のようだ。
