HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

封筒がない!

やっと買えた封筒

我が家では毎年12月に、クリスマスカードを日本にいる家族や友人に送っている。年に一度、近況を報告する年賀状みたいなものだ。昨年は作成の途中でプリンターが壊れてはがき印刷ができなくなった。代わりのプリンターがすぐ手に入るわけではないので、急遽画用紙を買ってきてカードを手作りした。時間もなくて枚数も多いため、小学生の工作みたいなクリスマスカードになってしまった。
今年のカード作りには新しいプリンターがあるので、もう故障の心配はなし。カードの印刷は順調に終わった。発送用の封筒をまだ買っていなかったので、日曜日に介が一人で出かけるときに頼んだ。その日のうちに宛名を書いて作業を終わらせたかったのだが、帰ってきた介は「スーパーに封筒なかったよ」と買ってこなかった。むむ...。本当にない、のか?と半信半疑の私。
早く発送しないとクリスマスに間に合わなくなってしまうので、翌日、自分で封筒を買いに行った。1軒目のスーパーにはなかった。やはり売り切れか?2軒目はオフィス用品専門のお店に行った。ここなら確実にあるだろうと思ったら、ない。お店の人に聞いたら品切れで、「普通の封筒でしょ。いまは島中で品切れなんじゃない?」と言う。マジュロは島だから、ある商品が品切れすると、次のコンテナ船が来るまで入荷しない。その期間は1週間から1ヶ月。野菜が品切れすることが一番多くて、あとは卵・牛乳・米なども、ある日突然姿を消してしばらく店に並ばない、なんてこともたまにある。
まさかの島全体で封筒品切れ?もう少し早く買っておけばよかった!と後悔しながら次の店に向かう。この様子だともうひとつのスーパーも品切れだろうなと思い、アメリカから直接いろいろ仕入れをしている日用雑貨店に行くと、かろうじて長めの封筒だけ8束ぐらい残っていた。封筒にやっと出会えて嬉しかった。封筒が品切れになった理由を考えてみた。クリスマスカードを出す時期というのもあるけれど、それよりも4年に一度の選挙が先月にあったから、それで封筒の需要が多かったのかなあとも思う。とにかく、これでやっと発送できる。クリスマスに間に合うといいけれど。