HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

クリスマス、ローラビーチとエネコ

ハルカの学校が冬休みに入ってから、急に毎日が慌ただしくなった。のんびりなマーシャルでも、不思議と12月は「師走」というものがあるみたい。今年のクリスマスは日本から友達のアヤコ&ハカセ夫妻が遊びにきてくれた。友達の中ではダントツ一番多くマーシャルに来てくれていて、なんと5年ぶり4回目のマーシャル訪問。なんだか甲子園の強豪校みたいだね、と笑った。お土産やら、お願いして持ってきてもらったおせち材料などをたくさんスーツケースに詰めて持ってきてくれた。私にとっては本当に嬉しい、最高のクリスマスプレゼントだった。ありがとう、アヤコとハカセ
クリスマスの日はみんなでローラビーチに行った。着いてみたら、なぜか閉鎖中。管理人のおじさんが言うには、ここ最近平日は終日閉鎖していて、週末だけオープンしているとのこと。ローラビーチの地主である元マジュロ市長の意向らしい。税金を使って公園をだいぶきれいに整備したのに、やっぱり私有地...。だから平日にローラビーチを訪れたい場合は、事前に直接地主に許可を取ってからでないと入れないことになったようだ。日本から観光で来てレンタカーでローラビーチに行く場合は要注意。いつでも自由に入れるわけではありません!私たちは公園の手前に車を止めて、ちょっと海岸に出て30分ぐらい過ごしてから帰った。それも本当はダメみたい。引潮の時間帯のローラビーチの端っこは、白浜になっていてとてもきれいだった。
別の日に、ボートに乗ってエネコに行った。私たちは日帰りで、アヤコたちは島のバンガローに泊まった。電気(電灯)はあるけど、エアコンなし、TVなし、スマホは使えない、半無人島みたいな生活。昼間は海があるからいいけれど、夜はすることなくて暇だったみたい。まあ日頃日本で忙しくしているみたいだから、たまにはこんな時間もいいよね!?エネコの海もきれいで、熱帯魚もたくさんいた。ハルカはゴーグルだけつけて息を止めて潜り、魚を観察していた。コウは、今回から新しく買ったライフジャケットをつけて海で遊ばせた。浮くから自分も泳げるようになった気分なようで、浮き輪よりもライフジャケットのほうを気に入って、海で一緒に遊んでいた。
アヤコたちの1週間ほどのマーシャル滞在は、あっという間に帰国日になってしまった。子供たちとトラは毎日たくさん遊んでもらった。おかげで楽しいクリスマスと年末をみんなで一緒に過ごせて、家族全員が感謝している。