バレンタインデーのピアノコンサート

今年のバレンタインデーは、ちょっと特別だった。マーシャルにロシア人ピアニストRoman Rudnytzkyが来て、ICCで無料のコンサートを開催してくれたのだ。Rudnytzky氏は、ここ数年ミクロネシア・ツアーをやっていて、マジュロには昨年に引き続いての訪問。私は昨年からクラシック音楽に目覚めて、ピアノソナタを中心に普段から聴くようになった。そのきっかけは、スギが貸してくれた「のだめカンタービレ」のドラマ！放送から数年遅れで観てハマリました…。単純な動機だけれど、クラシックを聴くと本当に心が静まる感じがしていいもの。
今回のコンサートの話を聞いたとき、ぜひ行きたいと思い、仕事が終わって帰ってきた介にハルカを託して、クラシックが好きな友達を誘って一緒に聴きに行った。理解ある優しい旦那さまに感謝（笑）。夜8時から開演とのことで、まさかマーシャルタイムではないはず、と踏んで8時きっかりに会場入り。15分遅れで開演したのでちょうど良いタイミングだった。マジュロには音楽ホールもグランドピアノもないので、大きな会議場に、ある個人所有のアップライトピアノを運びこんでのコンサートだった。コンサートはマーシャルでラジオ中継されていた。会場にはたくさんの人が集まっていたが、在住外国人の姿が多かったように思う。約２時間のコンサートは、クラシック初心者の私には満足だった。これが、すべて整った環境での有料コンサートだったら、どれだけ音が違うのだろうかと思う。今度日本で機会があれば、一流のホールでのコンサートというものを一度聴きに行ってみたい。

↓プログラム