HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

郵便

間違い郵便物

マーシャルの郵便事情。マーシャルから日本へ郵便物を送ると、およそ7日で届く。たぶん日本に着いてからの処理が的確だからわりと早く届くし、途中で紛失したという話もあまり聞かない。逆パターンで、日本からマーシャルへのエアメールは約10日で届く。過去最短記録は日本から出して3日後に着いたこともあったし(まさに奇跡)、過去最長記録では半年後に届いたこともあった。他の国からだと、アメリカからは10日、ドイツ、フランス、香港、サウジアラビアからは1ヶ月半でマーシャルに届いた。ここ数年は年賀状をマーシャルまで送ってくれる友人が増えて、各地から届くハガキがとても嬉しい。
一番遅いな〜と思うのは、マーシャル国内の郵便物。電話局やTV局からの請求書は郵便物として送られてくるのだが、たいてい手元に届くのが消印から10日後。そもそも、はっきりした家の住所・番地というものが存在しないので、郵便物を受け取る場合はすべて私書箱に入ってくる。家や会社まで郵便配達をするわけではないので、早く届きそうなものなのにね。電話局は会社の隣なので、手渡しなら徒歩3分の距離が、郵便局経由で10日かかっている。
配達間違いも時々ある。「日本人宛」ということで一括りにされるのか、あて先は全然違うのに他の日本人宛の郵便物が入っていたり、逆に自分の郵便物が他の日本人のところに行ってしまったということがあった。間違えて配達されたあとは、すみやかに郵便局に戻してくれたらいいのだが、ローカルスタッフの机の中で忘れられ、数ヶ月間寝かされたこともあった。先日は私書箱番号が同じだけれど、あて先がマーシャルではなくパラオの郵便物が入っていた。国が違うし…。この郵便物、パラオまでの道のりはまだ遠い。