HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

アレレ図書館

子ども本のコーナー

マーシャル唯一の公立図書館、アレレ図書館に行ってきた。アレレ博物館とともに1年前ぐらいにリニューアルした図書館で、私たちは今回初めて行った。それほど期待をしないで行ったのだけど、思ってた以上に乳幼児向けの本が揃えてあり、嬉しい驚き!
改装したから新しくきれいでエアコンも効いていて、そのキレイさを保つためか暗黙の土足禁止で、利用者は図書館の入り口で靴を脱ぐ。全体としては小規模で、日本の小学校の図書室より少し小さいぐらいの広さと蔵書だが、子ども本コーナーは乳幼児向けの本が多くあり、独立した部屋になっていて本が見やすく揃えられていた。ボロボロの絵本が置いてあるのかなと思っていたら、真新しいような英語の絵本がたくさん。アメリカから寄付でもらったそうで、名作絵本も多くあった。青年海外協力隊の隊員さんがここで週3回、マーシャルの子どもたちに読み聞かせのボランティア活動をされています。コウがとても喜んでいたので、また連れてこよう思う。

↓アレレ図書館周辺と館内

↓近所に住む小学生が放課後に来ていた。

↓マーシャル語の本のコーナー。たったこれだけ。マーシャル人は日常でマーシャル語を話しているけれど、マーシャル語で書かれた書物は本当に少ない。本に接する機会が断然少ないマーシャルの子どもたち。自分たちの言語で書かれた本がなければ、大人が子どもに読み聞かせもなかなかできないよね...と思うし、マーシャル語の将来が心配になる。