HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

新学期・2年生

夏休みが終わり、8月12日からハルカの学校が始まった。マーシャルへは学校が始まる1週間前に帰ってきた。この時期は日本もかなり暑くなっていたので、マーシャルの暑さはそれほど気にならない。新学期の初日、ちょっと緊張気味で浮かない顔をしていたハルカ。日本の小学校がとても楽しかったからね。それでも学校が終わり迎えに行くと、元気いっぱいの笑顔だったので、ひと安心。久しぶりに友達に会って遊んだり、クラスに新しく女の子が4人入ってきたと興奮気味に教えてくれた。担任の先生はアメリカ人の若い男の先生になり、またクラスの雰囲気が違っていたのかもしれない。ハルカの学校は1学年1クラスのみで幼稚園から高校まである学校。クラス替えもないので、幼馴染が多いが小学生はわりと入れ替わりも多い。他の私立校に転校とか、国へ帰ったとか、アメリカに行ったらしい等の理由で。
ちょっと驚いたのが、昨年同じクラスだったマーシャル人の女の子が二人、もう一度1年生をやるそう。留年、ということ?この二人は1年生の途中で転入してきた子なので、おそらく英語の勉強についていけなかったから、学年を下げて1年生をやり直すのだと思う。あと、2年生を飛び級して3年生のクラスへ行った男の子が一人。クラスでもできる子だったけど天才という感じではないし、2年生を丸々飛ばして3年生に行って大丈夫なの?と思ってしまった。クラスでの勉強が簡単すぎるからという理由で、学年を上げて3年生に行ったらしい。日本の学校から来てみると、なんだかこちらは自由だなと感じる。飛び級については、以前いた校長先生は原則として推奨せず、自分の年齢にあった学年で学びましょうという方針だったが、校長先生が変わったので飛び級も認めるようになったのかもしれない。
いよいよ始まった新学期。2年生もしっかり勉強して、遊んで、マーシャルでのびのび成長してほしい。