HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

新1年生

マーシャルでは新学期が始まった。ハルカの学校をはじめ首都マジュロの主な学校では予定通りスタートしたようだ。マーシャルの離島の学校では先生たちがまだ夏休みから戻ってこないから学校も始まらない、というのも毎年のお決まりのようだ。
さて、ハルカは日本より半年早く1年生になった。マーシャルの教育制度はアメリカ式なので義務教育はキンダーガーデン(幼稚園年長)から始まっている。1年生になったからといって特別なこともなく、ハルカは昨年度から引き続き同じ学校で、教室が1年生の教室になり担任の先生が新しく変わっただけ。入学式もない。ないものねだりで、日本の桜が咲く校庭でピカピカのランドセルを背負い、親子でフォーマルな服を着て入学式、というものにちょっと憧れてしまう。校門の前で記念撮影とかね。
新学期が始まる3日前に、校長先生から新学期の準備品リストがメールで送られてきて、慌てて買い物をした。用意するように指示されたものは、はさみ、スティックのり5本、ボックスティッシュ、ハンドサニタイザー(手を消毒する液体)、カラーマーカー、だけ。基本的にすべての文房具(鉛筆や消しゴムさえも)は共用なので、買い揃えた文具にも名付けは不要。クラスに持っていってひとつに集められみんなで使う。私は買い物をしたスティックのりがよく見たら4本しか入っておらず指定より1本足りなかったのだが、のり1本のためにまた買い物に行くのも億劫なので、代わりにボックスティッシュをもう1個増やしておいた。それで問題なし。宿題を入れるA4サイズのフォルダーとノートも1冊買い、あとは昨年度から使っているリュックとスナックバッグと水筒をきれいに洗い、準備は揃った。新1年生、おめでとう!