HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

教育週間

先月、マーシャルでは教育週間という一週間があった。教育省が主催となり、教育や勉強に関するさまざまなイベントが学校対抗で行われた。その一つに算数大会があった。これにハルカが学校代表で選ばれ、大会で問題を解き、4年生の部で3位になった。素早い計算力を競うテストだったようで、日本の小学校で勉強をしている子たちに比べたら全然かなわないレベルだと思うが、「私は算数できるんだ!(マーシャルでは)」という自信をつけてあげられたので良かった。
別の日には、サイエンスフェア(理科の実験発表)、マーシャル語スペリング大会も開催されていた。サイエンスフェアには、ハルカのクラスが参加していたので見に行った。広い会場に汗をかいた子どもたちがいっぱいで、入った瞬間、運動部の部室のような臭いが...。それに堪えてハルカたちの実験を見に行く。「洗剤で走る船」という実験を見せてもらった。サイエンスフェアも学校対抗で、優秀なクラスは表彰されていた。残念ながらハルカのクラスは表彰されなかったけれど、学校の全校集会で、頑張りましたね!と校長先生からクラス全員が賞状をもらった。こちらの学校教育は日本に比べるとずいぶん適当というか、物足りない面と感じることも多いけれども、生徒をみんなの前で褒めて自信をつけさせる機会が多いという点は、良いことだと思う。

サイエンスフェア↓

ハルカのクラスの実験↓