HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

ローラで送別会

ローラビーチ

介の会社のNくんが日本に帰国するので、先週の日曜日、会社のみんなで送別会としてローラビーチへピクニックに行った。コウが生まれてからは、まだ一度もローラに行っていなかったので、ひさしぶりのローラビーチ。天気もよく、引き潮の時間帯には白砂のビーチが広がって、とてもきれいだった。家から車で1時間弱の場所なので、これからもまた来たいと思った。今回のピクニックは、会社のマーシャル人従業員の強いリクエストにより決まったそうで、自分の家族を一緒に連れてきている人が多かった。子どもも10人程いたので、ハルカも遊び相手に困らず楽しかったようだ。ウチから持っていった恐竜の浮き輪が大人気で、みんなでキャーキャーいいながら海で遊んでいた。
ローカルピクニックといえばBBQ。でも今回は準備を新人従業員に任せていたので、忘れ物が多かった。まず、BBQをするというのに、炭を忘れた。これは介が持ってくる約束だったらしいが、まあ炭はなくても慣れたマーシャル人。その辺に落ちているヤシの実の殻や木を集めて燃料にして肉を焼いた。肉を焼くときに使うトングも忘れた。これは近所の家から借りた。さあ、ご飯を食べようと皿に料理を載せたところで、フォークもスプーンもないことに気がつく。これも忘れたので、みんなで手で食べた。
夕方になり、そろそろ帰ろうかというあたりから、日頃からお腹の弱い人(介を含む)がトイレへ駆け込む。私も家に帰ってからお腹をこわす。翌日、介が会社に行くと参加者の半数以上がお腹をこわしていることが判明。マーシャル人でもお腹をこわしているのだから、同じものを食べた私もこわして当然。肉が生焼けだったとか、手で食べたからだとか、ポテトサラダを作った際に衣装ケースの中で手で混ぜたからだとか、みんなで原因をあれこれ言っていたそうだが、ポテトサラダに使った大量のマヨネーズの賞味期限が半年以上過ぎていたから、という結論に落ち着いたようだ。怪しいポイントが多くて、どれが本当の原因かはわからないけれども…。幸い、ハルカはお腹をこわさなかった。ハルカは普段から食べ物に慎重で、他人が作ったよくわからないものは、まず食べない。この日も私が作っていった巻き寿司とカップケーキ、あと白米しか食べず、BBQとポテトサラダは一口だけ食べて残していた。いつもなら「食わず嫌いせず、何でも食べればいいのに」と思うが、今回は子どもの好き嫌いも一種の防衛本能なのかもと思った。とんだ送別会になったけれど、Nくんおつかれさまでした!

↓引き潮時のローラビーチ

↓みんな手で食べました

↓疑惑のポテトサラダ、をつくっているところ