HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

コウ1才3ヶ月

現在1才3ヶ月になる長男コウの成長記録。生後4ヶ月でマーシャルに連れてこられたコウ。ときどき姉からもらった風邪をひくが、マーシャルで元気に育っている。トコトコ歩いてどこにでも行ってしまうので、外出時は目が離せない。手にしたものを何でも100%口にする時期は過ぎたが、まだ拾ったものを口に入れてしまうことがあるので、地面にいろいろなゴミ(空き缶、タバコの吸殻、食べ物等)が落ちているような場所ではなるべく歩かせたくない。赤ちゃん目線になると、マジュロの街中のポイ捨ての多さに気づかされる。残念なことだけれど。だから、ゴミが落ちていない家の庭やハルカの学校の校庭、ビーチが主な散歩の場所。海に連れていくと、海岸から一直線に海に向かってスタスタと歩いていき、海に入ろうとする。抱っこで波打ち際から引き離しても、またすぐ一直線に歩いていく。まるで海がめの赤ちゃんのよう。海水浴のときならいいけれど、普段着で散歩のときは困ってしまう。好きなものは、ヤモリ。夜、家の窓に張り付いているヤモリを見つけては指さして喜んでいる。ヤモリが多い家でよかったね。
言葉も増えてきて、少しずつコミニュケーションが取れるようになり、やりとりが楽しい。本人が話せて意味のある言葉は、パパ・ママ・はーちゃ(ハルカ)・トーちゃ(トラちゃん)・わんわん・にゃーにゃ・パンチャ(パンダ)・どうじょ(どうぞ)・いた(居た)・くっく(靴)・ねんね(寝る)・ガーガー(飛行機)・いないないばあ。パパやママは、ほとんど言わない。どうぞを頻繁に使い、絵本を持ってきて「どうじょ」、おもちゃを持ってきて「どうじょ」と自分がしてもらいことをすべて「どうぞ」と伝えてくる。あとは指をさして「んーんーんー」を叫び、要求をすることも多い。空港が近い我が家では飛行機がよく轟音をたてて飛んでいくので、飛行機のことを「ガーガー」とか「ゴーゴー」と言うようになった。耳で聞いて理解することは、わりとわかってきているようだ。「ごはんだよ」と言うと自分から椅子に座りにいくし、「おそと行こうか」と言えば玄関に行き、靴を履かせてもらおうとする。先日私がパソコンに挿したままにしていたカメラのSDカードがなくなってしまったときのこと。いくら探しても出てこなくて「もしやコウがいたずらした!?」と思い、パソコンの前に連れてきて「ここにあった青いカードどこ?どこかな?」と試しに聞いてみたら、ゴミ箱の中を探そうとするそぶりを見せた。案の定、カードはゴミ箱から見つかった。やはり犯人はコウで、カードを抜き取って、ゴミ箱に捨てたらしい…。ここ最近の思い出が全部消えなくてよかったー。毎日が慌しく過ぎていくなかで、コウは一日一日成長をしている。

家の庭でトラと。