HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

コウ初めての熱

まずいシロップ

コウが熱を出した。抱っこするとなんだか頭が熱い、と思って熱をはかると38度。でも熱があるわりに元気で遊んでいるので様子を見る。1才前後で初めて熱が出るのは「突発性発疹」というケースが多いようで、そうかなと思ったが一応マジュロ病院の小児科医に診てもらいに行った。
診てくれたのはフィリピン人の女の先生で、感染症がないか調べるための尿検査と、解熱剤のシロップ(タイレノール)を処方してくれた。三日たてば熱は下がるはずだから、熱がある間は解熱剤を飲ませるようにといわれた。この先生の顔、ハルカの学校で見たような気がしたので「お子さん、コアップスクールに通ってます?」と聞いてみた。「あら、娘のクラスメイト?キンダーガーデン?」と聞かれたので、うちの子は1年生ですと伝えると、「もしかして、ハルカ!?」との答え。先生の娘ケイヤちゃんとハルカは学年が違うけれど友達だそうで、先生は家でよくハルカの名前を聞くとのこと。なーんだ、ハルカの知り合いだった。さすがお姉ちゃん、友達を増やしているだけあるね。
コウの熱は3日続いた後下がり、それから急に鼻水と咳が出てきた。突発性発疹ではなく風邪だったようだ。病院でもらった解熱剤シロップは最初ジュースに薄めて飲ませたが、嫌がって飲ませるのに一苦労。こうなったらジュースで薄めたりせず、シロップをそのまま飲ませたほうが一瞬で終わるからいいかもと、そのまま与えたらすごい顔をして拒否。乳幼児用シロップなのにまずいのかなと思って、私も味見をしてみたら、すごくまずい!!あまりのまずさに頭がクラクラした。こんなの飲んだら気分が悪くなりそう…。子ども用シロップ=甘いと思い込んでいたが間違いで、甘さは全くなく錠剤が液体になっただけという感じ。こんな味でマーシャルの子どもは飲めるのか!?解熱剤なら日本の小児科でもらってきたものがあるので、そちらを使うことにした。日本の薬も味見をしたけれど、なんとも優しく甘いシロップの味。これなら飲める。日本から持ってきて良かった。その後コウの風邪は治り、元気になりました。