HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

ハロウィン2015

ハルカの学校で恒例のハロウィンのお祭りがあった。今年の仮装はコウと二人揃って浴衣。小学校低学年の女の子の仮装はプリンセス系が人気で、ハルカは「日本のお姫様」のつもりで浴衣を選んだ。3才から着ていた浴衣が丈が短くなってしまったので、この前の一時帰国のときに日本で買ってきた、新しい浴衣。浴衣に合わせた小物は、マーシャルのアミモノバッグとお花の髪飾り。アミモノと浴衣はけっこう相性がいい。足元もビーチサンダルではなく、ちゃんと下駄。全身コーディネート、バッチリ!!着替えたら、ハロウィンというよりなんだか夏祭りに行くみたいに。でもマーシャルだと、「キモノ着てる!」と立派なコスチュームになる。

会場では最初にコスチューム・パレードがあり、審査員の先生方が子どもたちの仮装を審査。ハルカはコウと手をつないで、二人浴衣姿で校庭をパレードした。毎年、ベストコスチューム賞や、最も怖い賞などの賞が選出される。学校のハロウィンは今回で5回目だけど、毎年みんな気合の入った仮装をしてくるので、ハルカが賞をもらったことはこれまで一度もない。審査員の先生もよく見ているので、ありきたりな仮装ではまず賞はもらえない。お店で買ってきた衣装をただ着るようではダメで、みんなと違う個性的なコスチュームの方がポイントが高い。そうなると、女の子に人気のディズニープリンセス系や男の子のスーパーヒーロー系は、それを選んだ時点で賞を取るのは難しいと言える。工夫した出来のいい手作りのほうが評価され、さらに兄弟や家族で揃えるとインパクトが強くなってなお良し(笑)。

私たちは賞と無縁だと思っていたので、賞の発表があったときも他人事で聞いていなかったのだけれど、なんとハルカが女子のベストコスチューム賞に選ばれた。何回かマイクで名前を呼ばれて、ハルカが「えっ!?あたし!?」と気づいたらしい。思いがけず賞が取れて、ビックリ。賞状と賞品をもらってきたのだけど、賞品が現金50ドルだったので、二度ビックリ。嬉しいけど、学校行事で子どもに現金あげちゃうってどうなのかなぁ…。しかもけっこうな大金だし。
今回初めてハロウィンで賞が取れて、ハルカも私もとても嬉しい。振り返ってみると、浴衣を着てきた子どもはハルカたちだけだったので誰とも被っていないし、コウと揃えたのもポイントが高かったのかも。「浴衣にしてホントよかったね〜」とハルカと喜びを分かち合った。


↓男子のベストコスチューム賞に選ばれたのは、自作のマインクラフトの子。

↓コウが怖がっていたオバケは、最も怖い賞を受賞。