HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

ローカルチキン

ローカルチキン

介が知り合いのマーシャル人からローカルチキンをいただいてきた。飼われていた鶏、丸ごと1羽。これはマーシャルではご馳走だ。これまで魚ならマグロやカツオ、タコなど丸ごと料理したことがあったけれど、さすがに鶏は初めて。一応、下処理済みの鶏だけれど、どうやって料理したらいいかと、ネットでレシピを検索。こういうときインターネットがあって本当に便利。調べた結果、オーブンで丸焼きにするのが一番簡単でおいしそうだったので、チキンの丸焼きを作った。
作り方は、まず鶏の内臓をきれいにとり水でよく洗い水気をふき取る。次にハーブソルト(塩とハーブとニンニクすりおろしを混ぜたもの)を鶏全体によく擦り込み、冷蔵庫で6時間から1晩おく。焼く前にお腹の部分に、炊いたおこわを詰める。オーブンを350f(180℃)に温め、鶏の表面にオリーブオイルを塗る。鉄板に野菜(玉ねぎ・ニンジン・ピーマン)を置き、その上に鶏をのせオーブンで80分焼く。焼き始めて50分以降に途中2回ぐらい鉄板に落ちた鶏の油をハケで表面に塗る。
初めて作ったけれど失敗なく、おいしく出来上がった。時間はかかるけれど、シンプルで基本的にはオーブンまかせの料理なので簡単。鶏におこわを詰めることで、ご飯ものも同時に調理できてしまうのもいい。丸ごと一羽の鶏(whole chicken)は、スーパーで探したらアメリカからの輸入物が1つ6ドル程で売られていた。思ったより安い。クリスマスなどの機会にまた作ってみようかと思う。