HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

Pre-Kindergarten終了

運動会のスプーンレース

ハルカの学校では5月末に学年が終了し、夏休みに入った。学期の終わりはイベントが集中していて、なんだか忙しい週だった。ハルカのプレキンダーのクラスではディナーパーティーがあった。夜7時から幼稚園の教室で1品持ち寄りのパーティー。いつも思うのが3才・4才クラスなのに夜7時というの時間が遅い気がするのだが、働いているお母さんも多いし、夜のほうが涼しいので、大人たちには都合がよく参加しやすいのかもしれない。ハルカはこの日、パーティーに備えて昼寝をしたのでとても元気。プレキンダーの修了証を先生からひとりずつもらい、歌を披露し、ご飯を食べたら、子どもたちは暗闇の校庭で走り回って遊んでいた。この2年お世話になったロビン先生からも卒業し、来年はキンダーの女の先生に習うことになる。キンダーの先生もフィジー人の明るい先生なので、きっと楽しく通えることだろう。
その翌日はField Day(運動会)。幼稚園から高校生までが縦割りで6チームに分かれて、各種目で得点を競う。ハルカは白組だったので、当日は白いTシャツを着てくるようにと指示があった。運動会といっても、日本の運動会のような事前の練習はなく、すべてぶっつけ本番。ハルカたちはオマケで参加しているようなものなので、基本的に自由参加。出たい種目があれば参加していいよ、というお楽しみ的なイベントだった。そしてこの運動会の主催はPTAなので、準備や競技の進行も主にPTAの役員が実行していた。司会進行はPTA会長のお父さんがマイクを持ってやっていたのだが、アメフトの実況中継のようなアナウンスで運動会はとても盛り上がっていた。ハルカは二人三脚に初めて挑戦。練習もしていないし、いきなり幼児にできるの!?と思ったが、なんとかペアの子と歩いてゴールできた。あと、大盛り上がりだった競技は「つなひき」。みんな勝っても負けても爆笑していて、とても楽しんでいた。そういえば日本では「つなひき」でも公正に競技をするために、陣地を交代して最低2回は対戦するんだよなと思い出して、学校の運動会ひとつ比べてみても、その国らしさが表れているような気がした。
運動会は10時半からだったので外は暑くて、私は日陰で見ているだけだったのに結構疲れた。この日学校では朝9時から8年生(中3)の進級式(日本でいうと卒業式)があり、そのあと運動会。一日に卒業式と運動会が行われるというのもすごい。ハルカもそうだけれど、マーシャル育ちの子どもたちは暑さに強くてみんな元気だった。

↓クラスのディナーパーティー

↓運動会

↓運動会にひよこを持ってきたお友達。みんなおおはしゃぎ!