HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

4才の英語力

教室で

4才のハルカは家では日本語、幼稚園では英語、街ではマーシャル語という環境で過ごしている。マーシャル語はあいさつと単語を少しぐらいでまだ理解できないが、英語はこの1年でペラペラというまでにはいかないが、少しずつ進歩してきたように思う。プレキンダーになってから特に、先生や友達の言葉と状況から「これは英語で○○というのか」と自分で判断して単語を覚えてきたり、私に「ABC(英語のこと)でなんて言うの?」と自分が話したい単語をよく聞いてくる。クラスの友達とおしゃべりをしたいから覚えようとしている、という感じだ。最近覚えてきてよく言っているのは"yuk"という言葉。日本語にすると「気持ち悪い!」というような意味で、ハルカによると「犬のうんちを見つけたり、踏んだりしたとき」や「虫をみつけたとき」「食べ物がおいしくなかったとき」に"ヤッグッ!"言うそうだ。まあ、あんまりいい英語とは言えないのだが、この単語を使う場面が多いようで、クラスでも流行っているのかよく言っている…。
クラスでは昨年に引き続き毎週水曜日にShow&Tellをやっている。この前久しぶりにShow&Tellの様子を見学したら、ハルカがわりと文章を言えるようになっていたので驚いた。"This is 〜.""It's 〜"という程度だが大きな進歩。答えを考える間は"Ah〜,"など言っている。この日ハルカは帽子を発表していて、先生から「この帽子はどこで手に入れたの?」と質問され、しばらく黙って考えこんでいた。私はてっきり質問の意味がわからなくて答えられないのかと思っていたが、少し考えたあと「グアム」と答えたので一応わかっていたようだ。みんなの前に出て発表をするのも好きなようで、Show&Tellの日に特に何も持ってきていなくても、自分のカバンから何かしらを見つけて取り出し、手を挙げてそれを発表しているようだ。今週はうちの犬「トラ」について発表する予定。さすがにトラを教室に連れていくわけにはいかないので、紙に大きくプリントした写真をもっていく。ハルカはいまから発表を楽しみにしている。