HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

お気に入りの本〜4才

ハルカは本が大好き。介も読書が趣味で、家でもちょっと暇さえあればいつも本を読んでいる。日本に一時帰国するたびに古本屋で山のように本を買ってマーシャルに持ってきている。そのパパの影響か。ひとりで静かにしているなーと思ったら本棚から絵本を取り出してじっと読んでいることもあるが、やはり読んでもらうのが一番好きなようだ。寝る前に1冊本を読んであげるのがお決まりになっていて、ここ最近ハルカのリクエストは「ちいさいモモちゃん」か「いやいやえん」のどちらか。この本は私も子どもの頃に読んだ覚えがあり懐かしくて買ったもの。絵本ではなく児童文学なので絵が少なく字が多い本なのだが、お話が面白いのでハルカは飽きることなく静かに聞き入っている。絵本だとすぐに読み終わっしまうけれど本は少し長いので、1話を読み終えるのに10分近くかかる。つまり寝るまでの時間を引き延ばせる、という点もハルカは気に入っているようだ。「いやいやえん」の挿絵を描いている画家は「ぐりとぐら」と同じ方なので、全く同じキャラクターの動物が挿絵に出てきて、ハルカを喜ばせている。「ちいさいモモちゃん」はシリーズで5冊出ていて、児童文学といえども作者の自伝的小説でもあり、大人も惹きつけられる内容で読んでいて涙ぐんでしまうようなお話もある。親子で楽しめる本だ。

いやいやえん (福音館創作童話シリーズ)

いやいやえん (福音館創作童話シリーズ)

モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ)

モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ)