HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

こどもの嗅覚

晴れた日の朝

幼稚園へお迎えにいくと、ハルカはユニフォームのTシャツを脱いで、下に着ているタンクトップ1枚で校庭を走り回っていた。帰る前に、脱いだユニフォームがちゃんとカバンに入っているか確認。入ってない…。ユニフォームはどこ?ハルカに聞いても、わからなくなっていた。付近を探すとカフェテリアの前に脱ぎ捨てられたユニフォームが落ちているのを発見。これかなと思ったが、サイズが違った。匂いをかいで「これはマーカスのだよ」とハルカは言う。匂いでわかるのか!ハルカのユニフォームにはちゃんと名前が書いてあるけれど、みんな持ち物に名前を書かないので、こんなふうに置き忘れていると誰のものかがわからない。
もしかしてマーカスがハルカのユニフォームを間違えて持っていったのかなと思っていたら、案の定マーカスがユニフォームを届けにきてくれた。マーカスも匂いで「自分のものではない」と気がついたようだ。ハルカは落ちていたマーカスのユニフォームを拾って渡した。ふたりとも戻ってきたユニフォームのにおいをクンクンかいで「これは自分のだ」と納得して、家に帰った。においで誰の持ち物が判別できるなんて、こどもの嗅覚はすごい。
においと言えば、幼稚園から帰ってくるとハルカがいつも独特のにおいになって帰ってくる。汗とか香水とか、そういうものではないにおい。教室に子どもたちがたくさんいるからそうなるのかなと思っていたが、今日のPTAでロビン先生から話を聞いて判明。教室内にあるプレスクール用のトイレは海水を使っているので、その影響で変なにおいがこもってしまうとのこと。「ロビン先生の教室はいつも変なにおいがするとかよく言われるから、エアフレッシュナーをスプレーしたり、お香をたいたりして、空気をきれいにしようと努めてます!」と言っていた。だからインドデーが終わったあとも、インドのお香を教室でたいていたのか〜。空気清浄機が欲しいところだが、その前にエアコンが必要かな。