HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

スギの送別会

送別会

マーシャルで3年間を過ごしたスギが今月帰国する。年末の30日にマーシャル人と日本人が集まり、送別会をした。会社の従業員を全員呼んだので、総勢50名ほど集まった。大人数なので家の外でBBQをする予定だったが、当日雨だったので会場を急遽家の中に。初めは家の中と外のガレージエリアに人が分散していたのでまだマシだったが、ゲームやダンスなど余興が始まると全員が家の中に入ってきてギュウギュウ。まるでライブハウス状態…!ハルカは急にトイレに行きたくなったが、人混みでなかなかトイレまで辿りつけず「ちょっと、どいてー!」と必死に叫びながら人をかき分けなんとか間に合った。普段は人が入ってこないキッチンにも人が流れてきて、マーシャル人が6人ぐらいキッチンの床に座ってご飯を食べていた。みんな、狭くてゴメンね…。
食事もたくさん用意したつもりだったが、BBQ以外は完食で足りないぐらいだった。ご飯は20合炊いたのだがそれでも足りず、もう10合あればよかった。マーシャル人と日本人でお皿に盛り付ける量が全然違い、マーシャル人1人分=日本人3人分ぐらいに相当する。山盛りに盛るし、自分の分だけでなく家族へのお土産分もあるからだ。料理をどのくらい用意すればいいか予測するのが毎回難しく、私は日本人だけのBBQだと料理をつい作りすぎて余らせてしまったり、マーシャル人が大勢来ると足りなくなったりしてしまう。まぁ、足りなくなったのは2時間近く遅れて来た人たちの分で、その他大勢の人たちはおいしく食べてくれたので良かった。
送別会では余興でクジ引きをしたり、ビートダンスを踊ったり、謎の王様ゲームをしたり(マーシャル人からやりたいとリクエストがあったゲームで、私は最後までルールがよくわからず…)、最後はイーエンエンマンを合唱して一人ずつお別れの挨拶をして締めくくった。あまりにも賑やかでワイワイと楽しいパーティーだったので、しんみりとする暇もなく陽気な送別会だった。それはマーシャルにすっかり溶け込んで本人もマーシャルが大好きだったし、みんなからもとても慕われていたスギらしい送別会だったと思う。Bar lo yok sugi !

↓子どもが5人来ていて、ハルカは子ども部屋で一緒に遊んでいた。

↓一人ずつお別れの挨拶