手芸ブーム

家には日本へ帰国した方から譲っていただいたミシンがある。以前はミシンを持っていなかったので、何かを作るにも全部手縫いで時間と労力がかかっていたのだが、ミシンがあればとても便利。そう思っていたのに、なかなかミシンを使うこともなかった。私は不器用で手芸関係は苦手とする分野なのだが、日本から送ってもらった「暮しの手帖」という雑誌を見ていたら、急に思い立って余り布でバッグを作ってみることにした。布バッグの作り方が掲載されていて「私にもできそう」と思ったのだ。
最初に作ったものはミシンの使い方の習得と練習も兼ねていたので、ひどい出来に…。これは外に持ち出さないで家で使ってね、と言ってハルカにあげた。ハルカは大喜び。２作目はハルカの枕カバー、３つ目は中袋つきのトートバッグ、４つ目はスカート、５つ目は小さいトートバッグ、と３日間で布小物を次々に製作。ミシンがあると仕事が速いので面白く、完成したときの満足感もあり手芸が楽しくなってしまった。このブームはいつまで続くかなと自分でも思っていたが、５作目のバッグを作った直後にミシンの針が折れてしまい、手芸熱もここでストップ。マニュアル読んで針の交換をしなくては…。

↓スカートと布バッグ。スカートは、着ていないヌクヌク（ムームー）のリメイク。スカート丈に切って、ウエストにゴムをつけただけの簡単スカート。