HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

スシ

幼稚園のディナーパーティーの一品持ち寄りで、私が作っていった「スシ」。寿司はマーシャル人にも人気がある食べ物で、パーティーのときにマーシャル人が作ったスシがたまに出たりする。こちらでスシと言えば一般に巻き寿司のことで、具もツナとたくあんのことが多い。私は少しグレードアップして、カニカマ・卵・ツナ・しその実(漬物)という組み合わせにした。彩りもよくていい感じに。最近、家ではにぎり寿司にも挑戦している。ネタはまぐろだけだけれど、なんとかそれらしい形になるし、作ると介とハルカが大喜びをする。にぎりはしゃりの握り加減が難しく、まだまだ修行中。職人が作る料理を素人がそう簡単にうまくできるはずはないが、お寿司屋さんのない国で「にぎり寿司たべたい!」というときに家でちょっと雰囲気が出ていればいいのだ。

以下は、私がマーシャル流「スシ」を何回か作ってみて気がついたこと。今回は米8合分で、18本×8個=144ピース作った。大人と子ども合わせて40人ぐらいのパーティだったので「ちょっと多かったかな?」と思ったが、気がつけば全部なくなっていた!

・酢飯がすっぱいと嫌がる人もいるので、酢は軽めに。
・パーティーでは質より量。数が多いほうが喜ばれるので、太巻きでもご飯を薄めに敷いて小ぶりな太巻きにして大量生産する。太巻き1本を8等分にするのが普通だが、量を稼ぎたいときは薄く10等分にする。
・切る時はペーパータオルを水に含ませたものを用意し、1本切るたびに包丁を水でしっかり濡らすと見た目もキレイな仕上がりに。