HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

震災チャリティーコンサート

ステージ

日本の震災に対するチャリティーコンサートがマーシャルで行われた。1週間前に急遽決まったにもかかわらず、会場のRREステージには400人以上もの大勢の人が集まり、夜7時から12時頃までステージパフォーマンスが賑やかに行われた。このコンサートはマーシャルのNGO団体が主催で呼びかけたもので、一人3ドルの入場料を日本大使館経由で全額寄付するとのこと。日本人からは協力隊の隊員さんたちが手伝ったり、ステージで踊ったりと活躍していた。介の会社もブースを出して参加。私はその隣で巻き寿司とカップケーキを作って販売し、僅かながら売上金を寄付した。ハルカは現在マーシャルに住んでいる唯一の日本人の子どもなので、日本をアピールしてみようと浴衣を着せて行った。会場のいろいろな人から「かわいい!」「一緒に写真を撮らせて」と言われたのだが、ハルカは人見知りをして写真撮影を拒否…。後で聞くと「だって怖いんだもん」と言っていた。
マーシャルに住んでいる日本人は現在60人程でほとんどがJICA関係者だが、第一次大戦後から第二次大戦後まで日本が統治していた歴史もあり親日的な人が多い。それにしても私が予想していた以上に大勢の人が日本の復興のために集まり、ステージで歌やダンスをパフォーマンスしてくれた。日本人として本当に有難いと思ったし、嬉しかった。このコンサートの様子を、マーシャルからの声援を日本にいる方々にもお伝えして、少しでも勇気付けてあげたいと思った。

チャリティーコンサート↓

日の丸デザインのアミモノを販売していたNGO団体↓

浴衣を着て、日本の旗を振るハルカ↓