HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

保護者参観

ハルカの学校でParents Day(保護者参観)があった。この日は終日学校を開放していて、保護者はいつでも子供のクラスを見学できる。1時間だけ見学してもいいし、朝からずっといてランチも一緒に食べるというのもOK。ハルカのクラスは参観日以外でも、いつでも親が教室で見学できる雰囲気なのだが、今回はハルカの授業をゆっくり見学してきた。この日は子供を送りにきてそのまましばらく教室にいる親も多く、母親だけでなく父親だったり、おばあちゃん・おばさんが見に来ている子もいた。
授業の初めは、手を挙げて指名された子がみんなの前に出て先生の質問に答えたあと、得意な歌を披露していた。ひとりでみんなの前で歌うことは全然平気なようで、子供たちは争うように私も!私も!と手を挙げていた。ハルカは私が教室にいるのが気になって初めのほうは先生の話を聞いていない様子だったが、工作の時間になると黙々と集中して作業をしていた。工作の時間はハサミを使って雑誌の写真部分を切り抜き。切り抜いた写真を画用紙にのりで貼る。それが終わると、今度は紐にビーズを通す遊びをしてビーズのブレスレットを作った。これには子供たちも大喜び。男の子たちはブレスレットをつけて正義の味方に変身する遊びを始めた。「ごっこ遊び」は世界共通なんだなーと思う。
工作の次は音楽の時間。2日に1回は音楽の時間があり、みんなで音楽室に移動して専任の先生から授業を受ける。教室を移動するときは校庭を横切るのだが、子供たちは一列になり前の子の肩に両手をのせて進む。この光景はかわいい。音楽の時間は歌にあわせて手遊び歌をしたり踊ったりする。ハルカが一番好きな時間で、毎日楽しみにしている。今日は音楽の先生だけでなく担任のロビン先生もクラスに参加。しばらく授業が進むと補助のマーシャル人先生から「ラバンバ、ラバンバ」と曲のリクエストがあった。音楽の先生が「わかったわ!」とラジカセから童謡のCDを外し、ラ・バンバのCDをセット。「さあ、ロビン踊って!」と言い、ラテンなテンポの曲が始まるとロビン先生がノリノリでダンス。完璧な振り付けですごい・・・。誰かがほうきを持ってきて先生に渡すと、それをスタンドマイクにして踊り続けた。ハルカもマネをして腰をフリフリダンス。先生も子供たちも、3人いた見学の親たちも大笑いで面白かった。今回の保護者参観では、ハルカがリラックスした表情でのびのびと友達と過ごしているのを見て、安心した。