HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

野菜の値段

先週末、船が来てスーパーに野菜がたくさん入荷したと聞いて買い物に行った。スーパーに着くと品切れだったミルクも入荷していたし、最近品薄だった野菜も入っていて久しぶりにピーマン・レタス・ぶどうなどをショッピングカートに入れた。こちらで野菜を買うときは、1個いくら1袋いくらという価格設定ではなく、量り売りなので1ポンドあたりの価格が表示されている。ほとんどの野菜はアメリカから船もしくは航空便で届く野菜なので割高。今日の買い物でいえば、りんご6個で$8(720円)、ぶどう1袋で$8(720円)、レタス1個で$6(600円)、ブロッコリー1株$2(180円)など。ハワイも野菜が高いと言われているらしいが、ハワイに行ったときにスーパーをのぞいたらマーシャルと同じ産地の野菜が7割〜半額程度で売られていた。日本の野菜に比べたら鮮度が落ちているし(たまに腐っていることも・・・)おそらく農薬たっぷりの野菜なのだが、そんな野菜でもたくさん買ってしまうので食費も高くつく。野菜は運送にコストがかかるし廃棄も多いしで、スーパー側としても採算が合わないようだ。赤字だからとスーパーが野菜の仕入れをやめてしまったら、ほとんど野菜が買えなくなる…。全く多少高くても鮮度が落ちていても、マーシャルで野菜が買えるだけありがたいと思わなくてはいけないのかも。
スーパーで輸入野菜を買うのは外国人ぐらいで、マーシャル人には値段が高いし、そもそも野菜を食べる習慣があまりないので買わないようだ。マーシャル人も買うような野菜は価格も普通。じゃがいもは5個で$4(360円)、玉ねぎは3個で$3.5(315円)、キャベツ1個$2(180円)オレンジは5個で$2.25(202円)。これらは定番野菜で私もよく買っている。あとは台湾指導のローラファームで作られている野菜はときどきローカル野菜として安く並んでいる。ミニトマト15個で$3(270円)、もやし1パックで$2(180円)、バナナ1房で$1.5(135円)など。ローカル野菜だけで食材を確保できたらいいのだけど、品種がとても少ないし、いつも並んでいるわけではないのが残念。しかしローラファームの野菜も低農薬というわけではなく、けっこう農薬を使っているらしいというウワサ・・・。まぁ気にしだしたら何も食べられなくなってしまうので、普段は特に気にせず食卓に並べている。毎回日本に帰ったときには、スーパーに並ぶ新鮮な野菜や果物に感激し、日本の野菜のおいしさを味わうのも楽しみのひとつになっている。

スーパーの野菜売り場。入荷直後の風景↓