HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

入園書類

coop school

ハルカを8月からプレスクール(幼稚園)に入れることを決め、入園書類を準備している。必要な書類は、学校でもらった申込書・パスポートのコピー・予防接種の記録。A4用紙両面4枚分の申込書は、どちらかというと契約書のような感じでほとんどの項目は事務的に記入できるのだが「家族への質問」という項目に戸惑っている。
質問その1は「あなたや家族の中で学校のために以下のことができる人はいますか?」とあり、環境整備・個別教師・アドバイザー・図書管理・コンピューター関係・寄付事業・外国語・読み聞かせボランティア・クラスの補助員・放課後のアクティビティとスポーツ指導・校外学習のときの運送・特別イベント・PTAのクラス代表・新しい先生のホストファミリー・・・など学校の「仕事」といえる項目がずらりと書いてあり、協力できる項目に丸をつける。さらに続く質問2では「あなたはどのように生徒や学校の役に立てますか?」とあり、これは文章で書かないといけない。記入した内容を手伝わないといけなくなるのかな?と思うと、どう無難に書くか悩みどころ。
ハルカを通わせようと思っている学校はCOOP SCHOOL。マーシャルにもアメリカ本土と同じカリキュラムで勉強できる小学校を作ろうと、1975年に数人の親が協力し合って先生1人・生徒6人で始まった学校で、現在は幼稚園から高校まで生徒数230人。”COOP”の意味をよく考えていなかったが、これはどうやら親参加型の学校という意味のようだ。そういえば・・・、生徒の保護者が教師として働いているケースが多いということに気づく。生徒の親で教師経験がある人物はどんどん登用する傾向にあるのかもしれない。マジュロに赴任してくる外国人家族は専業主婦率が高いはず。時間と眠らせている才能があるなら半分ボランティアのような形で学校で働いてもらうのだろう。学校側も、親が参加することで費用を抑え授業料を安くすることができる。親参加型ということは、親同士のコミュニケーションも多くなりそうで私の新たなママ友が増えたりするのだろうか。ハルカ初めての幼稚園は、私にとっても初めての未知の世界。親子で楽しく幼稚園に通えたらいいなと思う。