HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

授業参観

授業参観

ハルカの学校で、年に一度のペアレンツ・デー(授業参観日)があった。幼稚園から高校まですべてのクラスが対象。時間は特に決まっておらず、いつ見に来てもOKなのだが、先生よっては軽い発表会を行うクラスもあるようなので、その場合は先生に時間を聞いて親はその時間にあわせて見に来る。ハルカのクラスでも何か特別なことやるのかな?と思い、前日に先生に「明日、何か特別なプランはあります?」と聞いたら、「んー、明日は金曜日か。特に予定はないけど。」との返事。私の聞き方が悪かったようで、ロビン先生の放課後の予定を聞いてしまった。先生、パーティーのお誘いじゃなくてゴメンなさい。「あの、ペアレンツ・デーの…」と言ったらわかってくれた。特別なことはせず、いつもどおりに授業をするとのこと。
私は朝8時から9時半まで授業参観をした。この日の朝は全校集会があって、生徒はいつものようにカフェテリアに集合。ギュッとひとつの場所に集まると、みんな床や椅子に座ってリラックスした感じで話を聞く。最初の先生の話は数のクイズで、場は盛り上がる。そのあと中学生が歌の発表。あとは連絡事項と、国旗掲揚と国歌斉唱。日本の学校のように生徒が整然と並んで、立ったまま先生からの話を一方的に聞く朝礼とは雰囲気が全く違っていた。和気あいあいとした感じ。先生だけでなく、高校生という大人の生徒がリードすることで全体のバランスがとれ、小学生や中学生にもいい影響を与えている印象だった。
教室に戻って、朝9時までは英語のスピーキングの授業。この日は名前を聞かれたときに"My name is〜."と文章で答える練習をしていた。先生に当てられて一人ずつ答えていく。ハルカの番になり"What's your name?"と聞かれると、なぜか席を立ちスタスタと前に出て "My name is Rumi." と発表。自分の名前ではなく、ルミ…。最近、ハルカの髪を結ぶと、その結び方によって「今日はルミ」とか「今日はユミ」など自分の中で変身したつもりになっているようで、その変身名を答えていた。クラスのみんなはハルカが時々名前を変えることを知っているので、「ルミ」の答えに大笑い。その影響で、ハルカ以降に当てられた子はみんなマネをして自分の名前ではない名前で答えていた…。
スピーキングの練習・絵本の読み聞かせのあとは、ハルカが大好きな音楽の時間。大喜びで一列に並んで音楽室へ移動。音楽の先生はとても楽しい先生なので、歌をうたったり踊ったり、どの子もニコニコしながら授業を受けていた。教室には子どもたちの作品の掲示があった。絵本を読んでもらったあとに、その絵本の話について描いた絵。ひときわ個性的な絵もあるなーと思ったら、ハルカの描いたものだった!ハルカは学校にすっかり溶け込んで集団生活をしつつ、伸び伸びと成長しているのだなということがわかった授業参観だった。

↓子どもたちの作品

↓右の派手に描いている絵がハルカの作品