HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

ゴミ拾いボランティア

mikamikamika2006-09-23

午前中ゴミ拾いのボランティアに参加してきた。海外青年協力隊の方が中心となって始めたマジュロをキレイにする運動だ。拾い始めるとキリがなくて大きいゴミ袋がいっぱいになった。私はアレレという場所周辺のゴミを拾った。マジュロ病院で看護師をしている方と一緒にいろいろお話もできて有意義でした。
マーシャルが抱える問題のひとつにゴミ問題がある。自然が素晴らしいところなのに人々の意識が全然エコロジーではないのだ。ゴミのポイ捨てが多いし未だにゴミの分別も行われていない。だから家で出た燃えるゴミ燃えないゴミを分けずに1つの袋で一緒に出す。日本みたいに分別が当たり前になってしまうと、すべてのゴミをひとつの袋に入れて捨てるというのは抵抗がある。昔の南の島の生活で椰子の実や魚の骨ぐらいなら自然に還るからその辺に捨ててもOKだったのだろうけど、急速に入ってきたアメリカの食文化からもたらされるゴミ(ビン・缶・ペットボトル・プラスチック容器など)も人々は椰子のゴミと同じように扱ってしまうように思える。勉強していないからこれは推測なんだけど、どうなんだろうか。今度機会があれば話を聞いてみよう。