HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

抗原検査会場へ行く

今回はハワイでマーシャル行き飛行機搭乗の12時間前に、政府指定の場所でコロナの検査が義務付けられていた。マーシャル政府が指定してきたコロナ抗原検査会場は、Ke‘ehi Lagoon Beach Parkという空港にほど近い広めの公園の第一駐車場だった。メールでお知らせを受けたときは、ハワイ語で読み方もわからないし「どこそれ!?」という状態で、Google Mapで調べて場所を把握。感染対策で会場を屋外にしたのと、公立公園の駐車場なら広いので、何台車を停めても大丈夫、駐車も無料だし場所代もおそらく請求されないので、この場所にしたのだと思う。その分観光客にはまったく縁がない場所にある地元の公園なので、ホテルからUberを呼んで公園まで行き、検査が終わるまで待っていてもらい、同じ車でホテルまで戻った。そうでもしないと帰りの車を見つけられなかったと思う。行き先を説明するのも大変そうな辺鄙な場所に行くときも、Uberだと便利!出発前にアプリで、経由地を追加入力すれば途中で寄りたい場所を増やせるので、出発地にまた戻ってくる設定も可能。

ワイキキからUberで出発

公園の駐車場に小さいテントがあって、そこが検査会場だった。検査自体はその場ですぐ終わり、さっさと帰ることができた。検査結果が陽性だった場合のみメールでお知らせ、知らせがない場合は陰性とのことだった。無事に連絡なく陰性だったようなので、翌朝再び空港へ向かった。そこには2日前の朝とほぼ同じ光景があって、まるでデジャブのようだった。


検査結果が陰性でないと飛行機に乗れない、ということは人一倍感染に気をつけねばならず、ややストレスだった。ハワイに来ているけど、なるべく人混みを避けたり、マスクなしの欧米人が多い中で感染しないように気をつけているから、普段より行動範囲を限定せざるを得なかった。この時期、日本への入国にもPCR検査陰性証明が義務づけられていたので、数日前にワイキキでPCR検査を受けたときは、クリニックに日本人もいた。


ちょうど私たちが検査に行ったときに、クリニックの日本人医師が電話中で、どうやら検査結果が陽性になった日本人観光客が「陽性!?どうしよう、帰れないの!?」とパニックになっているところの対応中だった。海外旅行先で陽性になるって、十分あり得る話だと思っていたので「やはり、そういう人いるんだ…」と気の毒に思った。先生の電話の声が丸聞こえだったから聞いちゃったのだけど、5日後にもういちどPCR検査して陰性だったら帰国できるけど、無症状なのにまだ陽性が出続ける場合は、日本総領事館に連絡して書類を作ってもらえたら帰国できるんだって。それまでハワイでの延泊のホテル代や食事代など、一体いくらかかるのだろう。病院にかかったりしたら、さらに大変だ!コロナ対応の海外旅行保険には入っておかないとね…。