HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

南の島のボート釣り

もはや世界でコロナウイルス非感染国は、15ヵ国あまりしかないらしい。その一つがマーシャル諸島。いまは島から誰も出入国できない状態で、耐えている。こんなときこそ、楽しい話を。春休みの週末、ダイビングショップのボートチャーターで、釣りに行った。日頃は家の裏海からの釣りばかりなので、ラグーンの釣りポイントにボートで連れていってもらえるのが嬉しい。裏海では根掛りしてできないボトムフィッシングやジグも試せるし!

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エネマニ島

最初に、リクエストした家の裏海に行ってもらう。せっかくボートなのに裏海の理由は、いつも陸から投げているから、もしボートを出して裏海沖に出たら違う魚が釣れるかなと思ったのだ。どうしても裏海が気になる私たち…。介とハルが、タテシマフエフキやカンモンハタなどお馴染みの魚を釣ったあたりで、いつもと同じで特に目新しさもないことから別のポイントに移動。


チャンネルと呼ばれる、外洋との切れ目に連れていってもらった。魚がたくさんいる場所らしい。基本はエサでボトムを狙っての釣り。私はここで、これまで使う機会がなかったジグサビキを投げてみたら、一発で「オジサン」が3匹も釣れた。オジサンという名前の魚だ。おじさんの乗るボートからオジサンが釣れた。今夜の夕飯は、南の島のオジサンの唐揚げ。この魚が釣れると、脳内でおやじギャグが量産されて困る。
ボートの釣りは楽しい。チャンネルはよく釣れるのだけど、波が大きいので子供たちがボートの揺れにダウン寸前となり、しばらく釣ったあと、島に上陸してランチタイム。

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コバンザメも釣れた。危ない魚ではないけど、食べないのでリリース。


午後からは、子供たちと島に残り遊ぶ組と、釣りをする組に分かれて行動。介がもう疲れたからいいよと言うので、私が釣り組に加わった。エネマニ島沖のポイントに連れていってもらう。途中から雨が降り出して、かなり寒かったが、エサをボトム近くに沈めて粘り強く魚を待つ。突然グワンと引っ張られて、大きな魚がかかった。この釣竿とリールが耐えられるだろうか?と心配なくらいの引きが来て、巻けるときに頑張って巻いて、ようやく釣れたのが「ニジョウサバ」。残念ながら臭みが強くて食べるのには向かない魚ということで、エサ用に持ち帰る。食べられない魚だったけれど、こんな大きさを釣ったのは初めてだったので、ワクワクしたし、嬉しかった。その後は待つのみだったけれど、島にいる介から「みんな飽きてきたから、そろそろ島に迎えにきて」という電話がかかってきたと同時に、魚もかかった!手短に電話を終わらせて、急いでリールを巻くと、食べておいしい「ササムロ」が釣れた。

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ニジョウサバ

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いろいろ釣れた。青い魚が「ササムロ」

今回、会社の釣り名人フキコも同行した。朝から眠いと言っていたのは、前日夜中に空港近くで釣りをして、たくさん釣ってきたからだそう。フキコ、釣りのはしご。それでも今回のメンバーの中で一番コンスタントに、食べておいしい魚ばかりを釣っていたので、みんなに釣り名人を証明したフキコだった。

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夕飯はフレッシュなオジサン!


今回お世話になったお友達のダイビングショップ、レイクルーさんのブログです↓
marshallislands.jp