家の裏海で釣り
一番よく釣りをする場所は、家の裏海。家から釣り竿を持って出て、すぐ気軽に海に出られるからいい。これまで何度もシュノーケルをしている海なので地形を大体わかっているつもりだけど、珊瑚がたくさんあるので針が珊瑚にひっかかって、根掛かりしやすいのが悩み。ラグーンのリーフ釣りなので、干潮の時間帯の前後しか釣りができない。週末はタイドチャートで潮の時間をチェックするのが習慣になっている。
新月や満月の時期には大きく潮が引くので、そのときは一番の釣り時。この前、新月の干潮の時にいつもより奥まで歩いて行けたので、ルアーをつけて投げてみたら、いつもは来ない魚が見えて驚いた。海が透明でその日は波もなかったので、小魚が群れて大きな魚のような形になって泳いでいたり、大きな魚が仕掛けに寄せられて足元にきたのが見えるのだ。裏海にいるのが確認できて釣りたいのが、アジ系の魚、サヨリ、タコ。魚は見えているのに釣れないので、あと一歩のところ。
裏海ではミーバイばかり釣れる。ミーバイとは沖縄の言い方で、カンモンハタのこと。珊瑚の下に隠れていて、エサを見つけると素早い動きで喰いついてくる。引きも強い。喰いついてそのまま珊瑚の下に潜られてしまい、根掛りすることもよくある。釣れるのは小さいサイズばかりなので、基本はその場でリリースだけど、ある程度の大きさが数匹釣れたら、南蛮漬けやあら汁にして食卓に並べることもある。裏海の釣りではすっかりおなじみの魚で、我が家では親しみを込めて「ミーバイ」と呼んでいる。現在の目標は、ミーバイ以外の魚を釣ること。