HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

些細な腹の立つこと

家に泥棒に入られてからしばらくは、当然のことながら気分が落ち込んでいた。犯人は不明のままだし、盗られた物も返ってこない。気持ちがダウンしていると、普段なら「まあ、しょうがないか」と許していたようなマーシャルでの出来事も、気に障るようになる。気の持ちようによって、沈んだ気持ちの人はイライラすることも多くなり、それによりさらに気分が沈み、悪循環。明るい気持ちの人は寛容な心で物事をとらえるから、さらにハッピーになれる。気の持ちようは、生活の中でとても大事。そのことを実感して、沈んだ気持ちのままでいるのは損だなと思い、最近は立ち直りました。
そうはいっても、まだ腹が立つことはあって、例えば、私が外国人で日本人だか中国人だか不明だからって、不躾にジロジロ見てくる男性には腹が立つ。一番ジロジロ見てくるのは、スーパーで出会う中国人の漁船関係の人。挨拶するわけでもなく、失礼な感じで遠慮なく見てくるのでイヤだ。こんなことに腹立てる自分も、田舎のヤンキーみたいで滑稽だと思うんだけど、彼らの失礼さに我慢できないのだから仕方ない。
この前は隣に座ったマーシャル人の若い男性がジロジロ見てきて、連れの女性にマーシャル語でゴニョゴニョと何か言っていたので、「これ絶対私のこと言ってる!」と直感し、真顔で見つめ返してやったら目が合って、「あ、しまった」という顔をしばらく下に向けて気まずそうにしていた。非常にわかりやすい。こういう展開になれば、そんなに腹も立たないんだけれどなぁ。


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