HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

2014一時帰国&1年生に体験入学<感想>

ハルカの学校が夏休みに入った6月と7月の約2カ月間、日本へ一時帰国した。今回のメインイベントは、ハルカが小学校へ体験入学すること。普段は英語で教育を受けているハルカ。マーシャルでは日本人学校はもちろん、日本語補習校もないので、国語は通信教育の教材を使って私が教えている。いまはまだ1年生なので勉強も難しくないけれど、これから先も日本の学習と並行して学ばせていきたいので、夏休みの帰国時に体験入学をすることにした。本人も「ランドセルで日本の小学校に通いたい!」とやる気。今回は6週間、通わせてもらった。担任の先生やクラスの子供たちが温かく迎えてくださったおかげで、毎日楽しく通うことができ、最終日の1学期終業式では「ずっとこの学校に通いたかったよー」と言うほどだった。
コウが生まれるときに半年ほど日本の幼稚園に通ったことがあり、その経験があったから今回小学校に通うときに、わりとすぐ適応できたように思う。本人も「マーシャルの学校と日本の学校はいろいろと違う」とわかっていて、日本にいるときは日本式に切り替えているようだった。最初は「なにか英語、話してよ」とクラスの子に言われたようだが、恥ずかしいから話さなかったそう。自分だけ変に目立つのは嫌で、服装や持ち物もマーシャル仕様ではなく日本式にしようとしていた。しばらくすると、「英語、話して」とは言われなくなり、すっかりクラスに溶け込んで楽しんでいたようだ。
体育・図工・音楽が好きだけど、国語と算数も授業が面白かったと言っていた。マーシャルで学べない分、しっかり学んでほしかったのが国語。1年生の1学期はひらがなを習った。おかげで形を意識してきれいに書けるようになった。6月中旬から体育でプールがあった。海で遊ぶことはあっても、プールで水泳をするのは初めてのハルカ。運動面では怖がりな性格なので、顔を水につけることも怖がってできなかったが、プールは楽しいと言い、夏休みに入ってからも学校のプールに何回か通った。それで慣れたのか、最初は水の中を歩くことしかできなかったのに、水中で目を開けたり、浮く練習もできるようになった。大進歩!本人も最後にプールで達成感を得られたので、泳ぐのが好きになり、マーシャルに帰ってすぐ「海で泳ぐ!」と言って海で練習している。仲良しのお友達もできたし、周囲のみなさんのおかげで120%満喫した体験入学だったように思う。受け入れてくださった小学校にとても感謝している。


↓マーシャルに帰ってきて、家の裏海でさっそく泳ぎの練習。