HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

2年生の勉強

ハルカが2年生になって1ヶ月半が経った。先生に慣れて毎日楽しくやっている様子。毎日の授業は英語のリーディング(読み)・ライティング(書き)、算数・理科。それにP.E.(体育)の授業か、音楽(もしくはアート)・エマレー(マーシャル語)の授業が一日おきに交代である。週に1回は図書室で図書の時間もある。ハルカが一番好きな科目は、体育。「体育といってもね、もうほとんど遊びなの!」と言い楽しみにしている。体育は担任の先生ではなく、専任の体育の先生による授業。でも日本の学校と違って、体操服に着替えることもなくそのままの服で、足はみんなビーチサンダル。炎天下の中、帽子も被らずに外で体育をしている。幼稚園の頃は体も小さく、クラスでも足が遅いほうだったのだが、毎日休み時間に友達と鬼ごっこで鍛えたおかげで、最近はビーチサンダルでだいぶ早く走れるようになった。マーシャル人の女の子より早く走れるようになったのが嬉しく、自信になっているみたい。

算数は、先週からクラス内でレベル別に分かれて勉強している。ハルカはスーパーグループという一番できるグループに入って、なんと3年生の算数を学んでいる。授業はグループごとにプリントを解いてすすめるスタイル。2年生の算数プリントは簡単なので、スーパーグループの子は宿題で2年の学習をやることにして、授業中は3年生のプリントを解いているようだ。一斉授業ではなく公文式に近いようなスタイル。算数のカリキュラムは日本の学校と違って進度が遅いので、1年生の算数ではまだ繰り下がりの引き算はやらなかったし、掛け算を勉強するのも2年生ではなく3年生から。いま3年生のプリントを宿題で解いているが、難しいけれど解けるレベル。他の子より倍量の宿題が出てちょっと大変だけれど、日本の学校の宿題と同じくらいの量だし、のんびりしてしまう進度の遅いマーシャルではちょうどいいのかなと思う。

英語の読み書きは、昨年の担任の先生のほうが力を入れていた感じ。1年生では毎日あった音読の宿題も今年はなし。1年生のときのほうが全体に宿題が多かったような気がする。空いた時間があれば、日本の国語の勉強や算数の計算でもやらせようかなと思うが、平日はバタバタで、いまのところ国語の勉強ができるのは土日のみ。日本の小学校に通ったあとだと、私がハルカの勉強に対して「日本の小学校並にやっておかないと!」となんだか危機感を持ってしまう。


↓左が2年生の算数、右が3年生の算数。そんなに変わらないような...


↓3年生の計算問題。わりと簡単!?


↓マーシャル語。少しだけ読めるようになってきた。