HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

お風呂

夕焼け

マーシャルではバスタブ付きのお風呂がある家のほうが少ない。外国人向けのアパートや邸宅にはバスタブがついているが、ほとんどの家はシャワーか行水のみ。島では水が貴重なので、バスタブいっぱいにお湯を張って入るというのは贅沢な気がする。我が家のお風呂には、一応バスタブがあるが使うのは年に数回。普段は、水がもったいないのでシャワーのみで済ませている。
最近、雨がよく降っていて家の貯水タンクにも雨水が豊富にあり、しばらくは水不足の心配もなさそうなので、久しぶりにバスタブにお湯を張った。我が家のバスタブには蛇口から直接お湯を注げないので、シャワーのホースを伸ばしてバスタブに入れてお湯を出しつつ、それだけだと水量が少なく時間がかかるので、同時に別の蛇口からバケツに汲んだ水をバスタブに次々に流し込む。この作業を同時に行えば30分でお湯張りが完了。けっこう一仕事だ。マーシャルだと湯船に入るよりも、海に入るほうが早くて簡単だということに気付く。お湯を張ったお風呂に、ハルカはやったー!と大喜び。湯船に入るだけで、家ではちょっとしたイベント。お湯にゆっくり温まって、幸せな気分になった。