HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

特製メンコ

メンコで遊ぶ

ハルカの幼稚園のクラスでメンコがちょっと流行している。元々、マジュロの小学生の間で流行っていて、公立の小学校の近くにある商店の軒下で、昼休みになると小学生が30人ぐらい集まってみんなでメンコをしていたりした。日本だと50〜60年代の子どもたちも、こんな感じで駄菓子屋の軒下でメンコに熱中していたのかなあと思う。その流行が少し遅れてハルカのクラスにも来たようで、男の子3,4人が幼稚園にメンコを持ってきて、自由時間にメンコを床にたたきつけて遊んでいる。ハルカもメンコに興味津々で、男の子から借りて遊んでいるようだ。3才なので、ルールーはあるような、ないような感じ。
マーシャルで子どもたちが使っているのは、中国製の丸メンコ。レトロな感じのロボットの絵と中国語が印刷されている。中国系のストアで売っているらしい。ハルカが「ケファンからもらったの」と1枚持って帰ってきた。ハルカもメンコ欲しい?と聞くと「欲しい!」と言うので、家で特製メンコを作ってあげた。
先日、日本のじいじから送られてきた幼児雑誌の付録を使う。「機関車トーマス」のカードがちょうどいい長方形で12枚あり、それに厚紙を貼り付ければキラキラのかっこいいメンコの出来上がり。ハルカも喜んでくれ、さっそく幼稚園に持って行き、「ハルカもトーマスのメンコもってきたのよ」と日本語で男の子に自慢。「おー!ハルカ!!」とキラキラメンコにみんな集まってきて、注目を浴びていた。そもそもメンコは日本の伝統的な遊びのはず。マーシャルで、日本人のハルカがマーシャル人からメンコを覚えてくるなんて、不思議なものだ。