HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

巡回医師団

健康でした☆

巡回医師団がマジュロに来た。巡回医師団とは、外務省が派遣する日本の医師団で、日本人医師がおらず医療事情が良くない地域に年に1回、日本人の「健康相談」をしに来てくれる。ただマジュロは邦人数が少ないせいか、昨年は来なかったので2年に1回ぐらいの訪問になっている。こちらにいると検診が受けられずハルカは1才6ヶ月検診以降受けていなかったので、私たち家族は申し込みをして健康相談をお願いした。
今回マジュロにいらしていた医師団は、内科の先生と看護師さんの2人組。看護師さんは助産師の資格も持っていて小児科に勤務しているというベテランの方だったので、子育ての気になることや予防注射についてもゆっくり話を聞いてもらえてアドバイスも受けられ、非常に良かった。海外子育てにも理解がある方だったので、日本の自治体の保健師さんよりアドバイスが的確でとても為になった。ハルカは身長87.5cmで体重12kg、ここ8ヶ月間、風邪をひくこともなく毎日元気。「しっかり育っているので大丈夫!三重マルです!」と言ってもらえて一安心。
大人は体重の計測と尿検査をして日頃健康で気になる事を相談し、風邪薬や胃腸薬を処方してもらった。介はここ1ヶ月ぐらい目のかゆみがありマジュロ病院ではピンクアイ(流行り目)と診断されたのだが、病院でもらった薬は塗り薬だったのでうまく効かず困っていた。日本の眼科でもらえるような目薬を処方してもらい、みるみる効き目を現している。診てもらってよかった。
私たちは年に一度の一時帰国のときにしか日本の病院で診てもらうことができない。風邪をひいたから現地の病院へ、というように気軽に受診することはまずない。基本は自宅で手当て。本当に病院での受診が必要になった場合はやむを得ずマジュロ病院に行くか、緊急帰国で日本に帰ることになる。なので、年に1回でも日本人医師が健康相談でいらしてくれるとありがたい。