HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

ゴミ拾いでお金を拾う

mikamikamika2006-10-21

午前中は青年海外協力隊の方が中心で活動しているゴミ拾いのボランティアに行ってきた。私は先月から参加し始めたので2回目。今回はペイレスからマジュロ病院までの道をきれいにした。開始早々25セントのコインを拾う。ゴミだけでなくお金も落ちているなんて!
しばらく行くと子供達が集まってきた。何をしているのかと興味津々で、そのうちマネをして一緒にゴミを拾いを始めた。その子供達の中で一番小さい3歳ぐらいの子犬のような顔をした子が一番働いてくれて、次々とゴミを拾っては袋に入れにくる。その子はしわくちゃに丸まって少しちぎれた1ドル札を拾ってきて、それもゴミだと思ってゴミ袋に入れた。その瞬間目ざとい年上の子供が「お金だー!」と見つけてゴミ袋から奪い取って逃げ、子供がみんな追いかけて行った。一瞬でみんないなくなった。唖然。
子犬のような子だけは残って黙々とゴミ拾いを続けてくれた。拾ったお金をどうするのかなーと見ていたら、ローカルストアから歓声を上げながら子供たちが飛び出してきた。アイスを買えるだけ買っていた。「ゴミの中にね、お金があったんだよ」と嬉しそうにアイスを見せにきた。ゴミ拾いをすればいい事があると思ってもらえればいいか、と一緒にいた隊員の方と話をした。今日も日差しが強くて暑かったけど、楽しく参加できたので満足。