HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

太平洋諸島フォーラム

9月3日から6日まで、マジュロ太平洋諸島フォーラム(the Pacific Islands Forum)が開催されている。太平洋諸島の国々だけでなく世界各国から関係者が総勢400人来ているとのこと。稀にみる大規模な国際会議で、この1ヶ月間マジュロでは準備の気合の入れようがすごかった。まずはお客さんが通る道路沿いをきれいにと大掃除。ラジオで市民に、家の周りをきれいにしておくようにと呼びかけがあったようで、スモールストアや家、政府の建物やホテルもペンキも塗りなおして、街中どこもペンキ塗りたて状態。MIRからキャピタルビルまで続く道路の中央分離帯には植物を植えて木の柵で囲ったり、街中から空港まで道路の中央線を塗りなおして鋲を入れたり、ここ数年やっていないようなことをやっている。在住日本人も大使館の呼びかけで、日曜日に皆で集まってピースパークの掃除を行った。フォーラム開催中に停電になるのを避けるためか、この1ヶ月は計画停電や突然の停電も多かった。メンテナンスのためなのか燃料節約のためなのかは定かではない。他にはPIIのロジカーアパートが新しく1棟建設され、フォーラム期間中は宿泊施設として利用されている。空港には各国の要人が続々到着しているようで、頻繁にパトカーがサイレンを鳴らしてVIPの乗った車を先導している。
我が家の周辺もこの恩恵を受けてきれいになり、道路と家の前の空き地がすっかり掃除され、ジャングルのようになっていたお向かいが外海まで見渡せるほどスッキリした。政府のブルドーザーが出動して掃除していった。フォーラム開催中は街中で車両規制もあるそうなので、ハルカの学校のお迎えも早めに行かなくては。これだけマーシャル人が気合を入れて臨んだフォーラムが、無事成功しますように。

↓家の前の道路

↓きれいになった向かいの敷地