HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

予防注射 その2

ハルカの予防注射を受けに行ってきた。私ひとりで連れて行こうとしたら、隊員の助産師さんがちょうど仕事が休みということで付き添ってくれいろいろと助かった。病院には今日も赤ちゃんがたくさん来ていた。雨の日だからか、こんなベビー服どこで買えるの?という程どの赤ちゃんも完全防備で長袖長ズボンだったり、スキーウェアみたいのを着ている子もいた。普通に薄着なのはハルカぐらい。ハルカはいつもより早起きしたのに午前中の昼寝もせず頑張っていたが、注射の前の身体測定で大泣きし、力尽きて注射本番ではグッスリねんね。寝たまま注射されて一瞬泣いたけれど、また寝ていた。これはこれで良かったかも。
今回は日本流にDPT1本だけ打ってもらった。これで日本だったら1歳までに受けなくてはいけない注射は完了したことになるけれど、マーシャルでは日本より多くの予防注射が必須になっている。例えば日本ではポリオは2回で終わりだけれど、こちらでは3回。BCG、DPTは同じだけれど、その他日本では任意接種になるB型肝炎インフルエンザ菌b型がこちらでは定期接種。あと新しくロタウィルスのワクチンもあるらしい。こちらの予防接種はWHOがミクロネシア地域に出しているガイドラインに基づいているから、日本で暮すなら少なくていいけれど、マーシャルで育てるのなら他の注射もすべて打っておいたほうがいいわよと、病院の看護師さんに説得されてしまった。と言ってもハルカはこちらで学校に通うわけではないし、10人ぐらいの家族と一緒に暮らしてもいないので、衛生面でもマーシャル人の赤ちゃんと全く同じ環境にいるわけではないし…。他の注射もどこまで接種したほうがいいのか、隊員の日本人助産師さん、看護師さん、保健師さんに相談して決めることにする。相談できる方々がいて心強いことだ。