HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

戦争の爪あと

mikamikamika2006-10-30

先週お兄さんが出張で行ってきた島がマロエラップ環礁。第一次大戦後、日本が統治していた島。第二次大戦では約4500人の日本兵がこの島で玉砕したそうだ。日本軍が使っていた建物・大砲・戦闘機の残骸が未だにそのまま放置されて残っている。お兄さんが撮ってきた写真を見せてもらった。地面を掘ると日本兵のものらしき遺品・遺骨なども出てくるらしい。この楽園みたいに綺麗で静かな南の島が戦場になっていた。歴史として知っていたことだけど、身近にその爪あとが残っているのを見ると改めて考えさせられる。私の住んでいるマジュロ環礁は戦場にならなかった島だけど、日本政府が建てた慰霊のピースパークがある。今度ピースパークに行くことがあったらお線香をあげたいと思った。