HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

魚市場が完成

魚を販売する部屋

日本のODA(無償資金協力)で建設していたマジュロの魚市場が完成。建設に携わっていた日本人の方に案内してもらい、出来上がったばかりの魚市場を見学させてもらった。まだ使用前なので、すべてが明るくてピカピカ。魚市場はウリガ港の手前の海(ウォンハイシェンの目の前)を埋め立てて土地と港を整備し、そこに建設された。
魚市場の建物だけでなく、外にトイレと給水棟の建物、駐車場スペースの舗装、船2隻もこのプロジェクトに含まれている。建物内は大型クーラーが何台もついていて涼しいし、部屋ぐらいの大きさの冷蔵庫や、氷を大量に作る機械もすでに稼動していた。建物だけ作ったのかと思っていたが、大きな備品も含めてすぐに使えるような状態まで日本側で用意をして、マーシャル側に引渡すようだ。建物には魚を販売する部屋、港から魚を搬入する部屋の他に、男女別の更衣室にシャワー室、キッチン付きの従業員休憩室、所長室も備わっており「至れり尽くせり」と思った。大切に長く使ってもらえるといいな・・・。この市場ができたことで、離島から魚を運んできて売ったり、魚を加工して販売したり、地元の人が新鮮な魚を買うことができるようになるそうだ。今月末ごろオープンするようなので、魚が並んだらまた買いに訪れてみようと思う。

魚市場の正面。船も援助。↓

建物についていたプレート↓

魚を搬入する部屋。クーラーが効いて涼しい。↓

外のトイレと給水棟。トイレに入ると日本の公園にいるような錯覚がした↓