HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

ローラビーチでピクニックと恐竜の旅立ち

ピクニックの準備

先週の金曜日は、「労働者の日」というマーシャルの祝日。日本でいう勤労感謝の日かな。介の会社もお休み。マーシャル人従業員たちから「家族も連れてピクニックに行きたい!」との声があがり、会社のみんなでローラビーチに行ってBBQをすることになった。食材や飲み物は会社で買って、あとは従業員たちが肉の下ごしらえや焼き、ご飯を炊いてきてくれたり、ポテトサラダを作ってきてくれたりと、分担して準備してくれた。私はいつものように、お米8合分の巻き寿司と、カップケーキ40個を当日の朝に慌ただしく作った。作りなれているメニューとはいえ、量が多いと一人では手が足りず時間がかかる。こういうときにハルカやコウが教えなくてもできるぐらいの戦力として手伝ってもらえるように、日頃から教えて慣れさせておかないとダメだなあと痛感。
今回のピクニックは段取りがよくて、BBQを焼くメンバーは数時間前から先に行って準備。そのおかげで、昼頃に全員集合したらすぐにBBQを食べ始めることができた。素晴らしい!思い出すのは前回の会社のローラビーチBBQ。忘れ物が多くて、BBQに必須の炭やトングやフォークまで持ってくるのを忘れたし、半年期限切れマヨネーズをたっぷり使った疑惑のポテトサラダのせいで、参加者ほぼ全員がお腹をこわすという悲惨な事態に。それに比べて今回はエンマンなBBQ!さっさとBBQを食べたあとは、大人はぼんやり座っておしゃべりしたり、昼寝をしたり。子供たちは海で遊んだりビーチバレーをして、みんなとても楽しそうにしていた。今回、従業員の子供は15人くらい来ていて、ハルカやコウとも既に顔見知りになっているので、自然と歳が近い子供同士で楽しく遊んでいた。
子供がたくさん来ると聞いていたので、我が家にある浮き具をいろいろ持っていった。そのひとつが大きな恐竜のフロートで、これはお兄さん一家の置き土産。大きくて目立つし人気で、海に浮かべるとすぐ子供たちが寄ってくる。自由に使っていいよ、と遊ばせていたら、乗っていた子がフロートから落ちたときのはずみでローラビーチの海流にのって、あっという間に沖に流されていってしまった。もう取りにいくのが危ないぐらい遠くに流れていってしまったので、諦めた。ローラビーチは潮が満ちてくる頃だと、海流で横に流されたあと、沖に流されていくので、シュノーケルや浮き輪で遊ぶときは深いほうにいかないように、自分が流されないように気を付けていないと危ない。その後、恐竜はリーフを超えて外海に出ていったのが見えた。さようなら恐竜。日本から連れてこられて太平洋のど真ん中に飛び出していって、どこまで行くのかなあ…。

↓ローラビーチ

↓流された恐竜

↓ご飯の時間

↓ビーチバレーに挑戦のハルカ

↓言葉がわからなくても、子どもは遊べるんだなぁ